ごあいにく…




「そんな気分じゃないんでね…」




俺は真っ先に自習室に飛び込み、乱暴にドアを閉める。




シーンとした自習室にはどこからかシャープペンを動かす音が聞こえてくる。





「愛斗くーん?…自習室かな??」