靴箱に行くまでの間の自習室に入りつつ私と沙良は手を振り合って別れる。





まだ早い時間帯のためか自習室はがらんとしていて静かだった。




…うん。静かなのが一番!!




私は意気込んで一番前の…扉から一番近い壁際の部屋に入る。