ヤクザなら、当然クスリや拳銃も…


「ちょいやばそうだから、きてくんない?


場所は調べれば…」



背後で、足音と気配がした。


とっさに振り返ると、10mほど先に、ヤバそーな奴らが鉄の棒を持ってにやにやしていた。



「うっわキッモ…」


言ったはいいが、俺一人じゃキツいな…




陸《おい、介?

どうした、なんかあっ…》



「そんじゃま、そーゆーことで」



プチッ





…ハハ、まぁオレでも時間稼ぎくらいにはなるでしょ。




相手は…6人、ね。





「あーあ、いっちょ殺りますか!

キモいオジサン、お手柔らかにー」