とにかく、ここから離れないと…

あたしはここ無しでは生きられなくなってしまう。


皆が、時雨君がいなければ生きられなくなってしまう。



「…迷惑、なんですよ。

これ以上はもう、あたしに関わらないでください…」


時雨「どうして…」

陸「すまん、俺が言い過ぎた。」


陸君も時雨君も、その言葉はとてもありがたいよ。


でも、あたしのめり込みすぎたみたい。

離れられなくなる前に、今は少し距離を置かなくちゃ。


…もう少し、仲間でいるために。


「皆さんとは仲良くしたいです。

仲間だって言ってもらえてとってもうれしかった。

でも、怖いんです。

ヤクザとか、レディースとか…」


あたし、とか。