風雅の3人がこっちに近づいてくる。
まさか…この空いてる席はこの3人⁉︎
…まじか…1番関わりたくないのに。

忍「君が転校生だよね?僕らのことは知ってるよね?」

…知ってる…けど、知らないフリでもしとこうかな…。

玲「知らないけど?」

うちがそっけなく答えるとすこし驚いた様子だ。

忍「えっ⁉︎そっか…僕らね風雅なんだ‼︎風雅は知ってるよね?」

玲「まぁ…名前くらいなら。」

忍「僕、相楽 忍。よろしくね。」

…知ってるよ…。

蒼真「氷室 蒼真 です。」

副総長さんね。

仁「新田 仁。」

風雅総長…さすが総長だけはあって、オーラがある。
それに、3人ともとても美形だ。
こりゃ女子が騒ぐわな。

忍「君は?なんていうの??」

めんどくさいけど、自己紹介くらいしとかないとな…。

玲「白亜 玲……。」

忍「玲‼︎よろしく。」

うちは忍のよろしくに返事はしなかった
だって、よろしくしたくないから。