ー体育館は、拍手がなかなかなりやまなかった。式は順調に進み、入学式は修了した。



ー教室。


沙世)純香、どうしたの?。お姉さんが代表挨拶しても、心ここにあらずだったから。



純香)沙世にはわかってたんだね。入学式行く前に姿月先生とぶつかって、それから姿月先生のことばかり考えてしまうの。



沙世)純香は姿月先生に恋をしたの。そのひとばかり離れないのは好きだからよ。



純香)え、私、姿月先生が好きなんだね。沙世、お願い保健室に昼休みついてきてくれる?



沙世)そうだよ、純香は姿月先生が好きなの。いいよ、昼休みに一緒に行こう。



純香)ありがとう、沙世。昼休みちゃんと伝えられるかな?



沙世)大丈夫だよ。私、ついてくから。



純香)うん、沙世が言うなら大丈夫だよね。



沙世)うん。



ー昼休み。純香と沙世は保健室に来ていた。沙世は、助手の水谷先生に恋をすることになることはまだ知らなかった。



純香&沙世)失礼します。こんにちは、姿月先生。



昴)こんにちは、純香ちゃん。隣にいるのは友達かな?



純香)はい、親友の相沢沙世です。



昴)こんにちは、相沢さん。保健室担当してる姿月です。よろしくね。隣にいるのが、助手の水谷だよ。



沙世)こんにちは、姿月先生。こちらこそよろしくお願いします。純香が姿月先生に話しがあるからきました。水谷先生、こんにちは。



昴)純香ちゃん、俺に話しがあるみたいだけど、何かな?



洸)相沢さん、こんにちは。姫野さんが昴と話してる間、俺と話しましょう。



沙世)はい。水谷先生。