ヒナが 大好きなスイーツが いっぱい入ってある箱。


お前があんまり嬉しそうに食うから…


それにつられて、特別 スイーツが好きってわけでもないのに 俺も食べる。


「でも…1人で食べる気しねぇよ」


ぼそっと呟き ドアを寂しく閉じようとすると




「……ダ…イちゃん」




ずっと 聞きたかった声が耳に届いた。