「返事は?」


真っ赤に染まった耳に、もう1度 息を吹きかけ…さらに追い打ちをかける。


「でも……」


「黙れって!わからないヤツには…」


上体を起こし、短いズボンの裾を少し上へあげた。


「ひゃぁ…ダイちゃん、なにする気!?」


瞳をパチクリさせるヒナに 最高に意地悪な笑みを見せて言う。


「俺の前でしか…履けないようにしてやるよ」



─────ッ…



「やめてったら!」


ヒナの言葉を無視し、裾から見えるか…見えないかのギリギリのラインで


“俺のモノ”っていう証を 太ももに吸いついて何個もつけた。


「お願いだから やめてっ!!」


ヒナが弱々しい力で俺の肩を押す。


本当にバカだよな?


そんな声を出されたら、もっとヤル気が起きちゃうんですけど。


「…ぁっ」


柔らかい内ももに1番濃いしるしをつけて…


「ヒナ ベッドに行こっか?」


「へっ!?」