「どうでもいいなんて言うな!付いて来いよ」


俺泣きじゃくるヒナの手を引いて、再び門の中に入って行った。


「ヤダよ。あたし…見たくないっ!」


「いいから 顔をあげろ」


でも 掲示板の前まで来たものの…


ヒナはいっこうに顔を上げようとせず、足元を見たままで──・・・