[ ヒナ:side ]


助手席に優しく座らされたあたしは


「今夜は 帰さねぇから…」


「…あたしも帰りたくない」


その問いかけに、小さく頷いて答えた。



また1つになった…2人の気持ち。



今夜は絶対にダイちゃんと離れたくないって強く思った。