ヒナの後頭部をしっかりと支え



──ッ─ッ・・・



呼吸する間も与えず、容赦ないキスを降り注ぐ。


離れては すぐに重なり合う２つの唇。


小さな唇が酸素を求めて熱い吐息を漏らすたび、華奢な体はビクンと揺れ…立っているのがやっと。


そんなヒナの腰をきつく抱き抱えながら


アイツにキスされた感覚を消し去るように


ヒナの中を俺の全部で埋め尽くすように…



無我夢中でヒナの唇に自分の唇を重ねた。