「ヒナ?」


胸に顔を埋めているヒナの名前を呼ぶと


「なに?」


ゆっくりと顔を上げ、2人の視線がまた重なった。


「お前の返事は?」



鼓動が速くなるのを感じながら、待った答えは──・・・