すべてを打ち明けよう。 ダイちゃんなら 絶対にわかってくれるはず。 今日は話を聞いてくれるまで帰らない。 花火の夜のことも、アキラ先生のことも…受験のことも、あたしが考えていることの全てをちゃんと話すんだ。 夕ごはんの用意をしながら、ダイちゃんが帰ってくるのを待つ。 きっと大丈夫だよね? 野菜を切りながら、何度も自分に言い聞かせた。