その時 視線の先に…あの小さな宝石箱を見つけた。


その箱の中にある…切れたチェーンと2つの指輪。


あたし達の関係も、これと同じように切れたままになっちゃうのかなぁ。



このままなんてヤダよ…あたし。



会えない3日間、2人のことを考えた。


やっぱり あたしはアキラ先生の気持ちには応えられない。


あたしが好きなのは…1人だけだもん。


何があっても、どんなことをされても…



あたしは ダイちゃんが大好き。



その気持ちしかない。


そう思ったあたしは、次の日の夕方 ダイちゃんのマンションに真っすぐ向った。