えっ あたしのことが…好き?


自分の耳に聞こえた言葉を…疑った。


「じゃぁ また明日」


「あの…あたし──」


「今は 何も 言わなくていいから」


────バタンッ…


部屋から 出て行ってしまった先生。



『キミを好きになってた』



告白だけをあたしの胸にしっかりと残して…