それから ヒナが作ってくれていたチャーハンを食べて、20時を少し過ぎた頃…


「もうすぐ花火が上がる時間だな」


ヒナにメールを送信した。


「やっぱり一緒に見たかったよなぁ」


ソファーの上に仰向けになり、送信したメールの画面を見ていると


しばらくして…ブルル ~ ブルル ~


ケータイがまた震えた。


笑みをこぼしながら、ボタンを押すと


「ハハッ なんだ?これ]