「えっ 母さんが?」


「うん。送り主が おばちゃんの名前だもん」


俺のお袋は親父と離婚をしてから、俺を連れて北海道の実家に戻った。


そして今も その家で自分の両親たちと一緒に暮らしている。


「なんで また こんなにいっぱい…」


「ダイちゃんの体のことが 心配なんじゃないかな?」


「……俺のことよりも、自分の体の心配しろっつーの」


「そんなこと言っちゃダメ!これ 先に見ちゃった…ゴメンね」と言って



ヒナが差し出した1枚のメモには──・・・