私わあの日以来、人と深く関わるのをやめた。
あの日以来・・・・
ザザザザザザーーーーーッ
「きゃっ!!」
ドンッ!!!
バシャーーーーン!!!
「・・・・・。」
「ゆ・・・いな?由衣奈?!由衣奈?!何処!!!!?!?」
「ゆいなあああああああああああああああああっ!!」
・・・・・!!
「はぁ・・・はぁ・・・」
またあの夢だ・・・・・。
汗でベッドが濡れている。
「はぁ」
「琴音ちゃあああん?!朝ごはんだよ~♡ママ特製の!!☆」
リビングから母の声がする。
「わかった。すぐ下りる」
「いただきます」
母の朝ご飯は、毎回チャーハンだ。
自分が他の料理を作ると美味しくないと分かっているからだろう。
私はそこをあえて言わない。
それが優しさでわないか!!
「ご馳走様。」