世の中には、死亡フラグと言うものがある。
人が発言したことにより、それはいつ、何処でも発生する。
遺言に近いこと、廃墟などへの誘い、 代表的なことは、
「大丈夫」
この一言で、死亡フラグは完成に近づく。



俺は黄桜中学校1年 内田真斗 誕生日が遅いためまだ12歳 普段はパソコンばかりをやっているため、ネット用語を使うのが好き。今の死亡フラグもネット用語だ。
「真斗(まこと)、テストの結果どうだった?」
こいつはクラスメイトの流樹(りゅうき)
普段からうるさいやつで、口が軽い
流樹「今日はすごかったんだぜ。35点だったぞ」
そして、頭が悪い
真斗「お前は授業中寝てばかりだからな」

その日の帰り

流樹「そういえば、ここって色々噂があるんだよなぁ」
出た。流樹はうわさ好きだから、大体のことは知ってる。 
流樹「今度の日曜日、夜に侵入してみようぜ。胎児のホルマリン漬けがみたいんだよね」
死亡フラグが立った。もう避けられない
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日曜日の夜…

真斗「本当にいくのかよ」
流樹「当たり前だろ、【大丈夫】だって。お前も行く気満々じゃねぇか」
真斗「でも、何処から入るんだよ…」
流樹は門の上を指差した。登れと言わんばかりにニコニコしていやがった。
しょうがないので、よじ登ることに。
流樹「よっと。やっと中に入れたよ…って真斗、なにやってんだ?」
真斗「高いところ苦手でな」
流樹「そっち側から回れば別で、割れた塀から入れるぞ」
真斗「先言えよ…こっちか?」
やっとのことで登れた。運動は大の苦手だ。特に脚力と腕力は…
真斗「校舎内にどうやって入る?」
流樹が言うには、3年1組の窓を開けてあるそうだ。