嘘は、つけない…そう思った私は、全て話すことにした






「ふ〜ん…彼女と別れるって聞いて、チャンスと思って好きなこと伝えたんだ…俺がいるのに?」






「ごめん…なさい…」






言葉の節々に棘のある言い方を、わざとしてくる…私は、謝るしかなかった






その相手が、ノブだと知ったら…そう考えると恐ろしかった…







「…で?お前…そいつと、もう寝たのか?」




質問の意味が、わからなくて…一瞬黙ってしまった…




すると、アキラは私に近づいてきて






「ノブとは、もう寝たのかって聞いてんだよ‼︎」





部屋に響きわたるぐらいに、大きく怒鳴った…







「どう…して…」






その言葉に、驚きを隠せない…





なぜ?アキラが、そのことを?





どうして?