家に帰ってからも…
母に、いろいろ聞かれた
よほど、顔に出ていたんだと思う…
話したって…どうせ、ミカと同じこと言うに決まってる
私の、気持ちなんて…
誰にも、わからない…
その時の私は、そう思うしかできなかった
だから、ミカとのこともあって…
爆発してしまったんだ
…なんて言ったか…ほとんど覚えてないけど
私が、吐き出した言葉は…母を傷つける言葉ばかりだった様に思う
轟き音が、さっきより大きくなったことで…空港に着いたことに気づいた…
帰ったら、2人に謝ろう…
そう、心に思いながらバスを降りた