「卒業旅行なんだけど…」
それを聞いて…
ミカと、そんな約束してたことをおもいだす。
「…うん?」
完全に忘れてたけど…平静を装おって応えた。
「ごめん…私…行けなくなっちゃった」
「へ?…」
思わず、変な声を出してしまった。
ミカは、お構いなしで…話を続けた
初詣の時の彼と、付き合うことになったらしく
その彼と、少しでも一緒に居たい…とゆう理由だった。
私は、内心…助かった〜と思ったけど…黙ってるのは、なんだか嫌で
「いいよ〜!ぜんぜん大丈夫!…実は、私もアキラに会いに行こうかなって思ってたの…」
「そうなんだ…よかった〜!本当、ごめんね」
ミカは、ホッとしたと言って…
「サキさ…ノブとは、最近どうなの?」
いつか聞かれると思ってたけど…このタイミングとは、思いもよらなかった