下校時間。
私は笑顔で寺本くんに話し掛けた。
大丈夫、ちゃんと笑えているはずだ。
寺本くんはやっぱり不機嫌そうな顔をしていて、何も喋らずに私に背を向けた。
ついには無視されちゃった。
でも、私はめげない。
「一緒に帰ろう?」
「無理。約束あっから」
「……一緒に昼食を食べた女の子と?」
「っせェな。お前には関係ないことだろ。っつか、話し掛けんな。耳障りだ」
……これが彼女に対する態度なんて、ね。
悲しいを通り越して笑っちゃうね。
私は笑顔で寺本くんに話し掛けた。
大丈夫、ちゃんと笑えているはずだ。
寺本くんはやっぱり不機嫌そうな顔をしていて、何も喋らずに私に背を向けた。
ついには無視されちゃった。
でも、私はめげない。
「一緒に帰ろう?」
「無理。約束あっから」
「……一緒に昼食を食べた女の子と?」
「っせェな。お前には関係ないことだろ。っつか、話し掛けんな。耳障りだ」
……これが彼女に対する態度なんて、ね。
悲しいを通り越して笑っちゃうね。