3日前…。



もうすぐ絶対治る。



そう信じていたオレの気持ちを医者がぶっつぶした。



「ソウくんの病気は急激に進行しています。もう心臓移植する時が来ました…。」



オレはその言葉を受け入れたくなかった。



もうこの場から逃げ出したかった。



医者にすかさずカノンは薬とかで治ったりしないのか聞いた。



でも医者はもう現在の医学では心臓移植しか方法がありませんと言った。



その一言でオレの夢はあっさり壊された。



もう一度流星の夜にユイに告白する夢を。