ユイに偶然会ってしまった後、ゆっくりと病室に戻りながら、オレは病気が治ってからの事をぼんやりと考えていた。



まず、ユイにもう一度告白して…。



できれば流れ星の綺麗な夜が良いな。



なんて思いながら。



少しユイに会っただけで、いつもより体の調子が良いような気がする。



そのくらい、ユイの存在はオレの中で大きいものとなっていた。