「PM1:53」



あたしが再び目を覚ました時、時計はこの数字を表した。



そろそろ病院に行っとかないとヤバイ。



そう思い、あたしはゆっくりとベッドから起き上がり着替えた。



まだ少し体が怠いけど、それは気にしないで出かける。



「市民総合病院前~」



バスに乗ってたった3分ほどで車内ではあたしが降りる停留所をアナウンスした。



たった1駅だから、普段は歩きか自転車だけど今日はそんな元気はなかった。