あたしは涙をこらえながらソウに手紙を書いた。



「お母さん。ソウに手紙を渡す事って出来る?」



「うん。お母さんがソウくんのお母さんに渡しておくからそれ貸して?」



「はい。ありがとう。」



「うん。」



「ねぇ、何でソウはあたしと逢えないって言うの?」



「うーん…。ソウくんがまだ逢えないって言ってるらしいのよ。理由は分かんないんだけどね。とりあえずちょっと待ってみなさい。」