まるで宝石みたいに輝く、いつもの明るい笑顔で応援してくれたから………何だかどこまでも頑張れそうな気がした。


「ありがと、冴城君っ!!」


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―――――…


「ううう…負けちゃったよぉ………」


「まぁまぁ。栞ちゃんはよく頑張ったよ」


どこまでも頑張れそうだったけど…私の結果は1回戦負け。


運悪く私の相手が運動神経がいい女の子で、どうにか打ち返すのが精一杯だったんだ。


本物の光だったら勝てたかもしれないのに……ショックだ。


「ああ…本物の光に“なんで負けたの”とか言われたらどうしよう」