「え⁇」
「だから、これ。あんたのでしょ。」
そう言われて彼の手元を見てみたら
中学時代の親友とお互い高校に合格するように、お揃いで買ったストラップがあった。
「あっ...すみませっ_______」
ドキッッ______....
自分でも分かるくらい胸が高鳴った。
そこに居たのはさっき同じバスに乗ってた男の子。
細マッチョって言葉以外見つからない程のモデル体型。
暗めの茶色の髪は程良くワックスで遊ばれていて、柑橘系の香水の匂いがする。
女の子かって位綺麗な肌に整った顔。
低いけど、何故か安心する声。
全てに惹かれていたんだ。