私はその時四年生、君は六年生。

朝早い教室には人は少なく私は不安でいっぱいの心を抱えて自分の席に座っていた。

その時だった…
「がたん」という音とともに男の子が入ってきた。

あんな人いたっけ??
と心の中で思いながら見ていると、その男の子がこっちに近ずいてきた。
「な、何」と思いながらいると急にその男の子が「君が転入生??可愛いいね~」
「か、可愛いい??」
いきなりそんなことを言われポカーンとしていると「驚かせてゴメンね、俺古市圭(ふるいちけい)六年、よろしく!」

「あ、あたし竪山久海子(たてやまくみこ)よろしく」

見たことないと思ったら六年生かああたしはそう思った。