うちは加藤 優亜。17歳。
一応高校2年生。学校なんかほとんど行かない。でも成績だけはトップクラス。不思議だよね

学校が終わったから家に帰る。いつものこと。友達なんかいるわけもなく、ただ一人で家に帰るの。
彼氏と一緒に帰らないのかって?
うちの彼氏は部活いった。
名前はって?
彼氏の名前は龍だよ
何部なのかって?
柔道部だよ。因みに柔道部のエース。
すごいでしょ?(。-∀-)
ゆあのパパも柔道やってたんだよ
パパ力すっごい強いんだよ!
腕相撲とか全然勝てないしゆあのこと軽々と抱っこするんだもん。
パパには一生勝てそうにないよ笑

とか色んなことゆってるうちに家ついた。
『ただいまー』
『おかえりゆあ!』
家に帰るとパパがいた。
走ってきたかと思うといきなり抱き着いてきた…
年頃の娘に抱きつくパパはどれだけうちのことが大好きなんだろうね笑
パパは何気にうちに過保護なんだよね、
『どっか行くのか?』
『そこらへんふらついてくる』
『そうか…気をつけろよ』
パパはいつもそーゆーの。
うちのこと心配してくれるのは有難いけど行き過ぎちゃうとさすがにうざくなってくるよね、
自分の部屋行って着替えてレッツゴー♪
今日の服はワンピースだよ。
黒いけど結構オトナっぽいの。
ゆあのお気に入りなの。
どこに行こっかな、
そこらへんぶらぶら~っとしてくるか。
まずコンビニ行こーかな。

〜チリンチリーン〜
すごいでしょここのコンビニ。
ドア開けるとこんな音なるの。
変わってるよね。
まず雑談みないと。
いつもみてるファッション雑誌~っと
んー可愛いなぁこの服。この服もいいなぁ…
コンビニ入ったのはいーけどあんますることないんだよね。

『チリンチリーン』
『キャハハハハ!!!』
『だよねーちょー笑えた!』
『嘘まじ!?』

聞きなれた声が聞こえた。
うちはそっちをみた。
体が一瞬止まった。
やだ怖い…
途端に涙が溢れてきた
怖くなって動けなくなった
頑張ってカバンからケータイを取り出し
パパに電話をかけた