「課長も敬語も俺が無理ですよー。大体、どこをどう見たら課長に見えますかねー?どう見てもただのゲーム好きのガキっぼい男でしょう」
「で、でも・・・」
「せっかくオンとオフを切り替えてんのにオフモードで課長なんて呼ばれると気が休まらないんだよ」
ほらっ行くぞ。あたしの手首を引っ張り立ち上がらせる課長。
そしてそのまま離すことなく、歩き始めた。どうしよう、あたし手首掴まれたままだよ。でも、離して欲しくない。
聞きたい。聞きたい、今なら聞けるかな。
「あの・・・一つ聞いてもいいですか?」
「ん?あっ、悪い。ちょっと電話出てもいい?」
今しかないと出した勇気は携帯にかき消された。立ち止まり邪魔にならないように移動した課長に着いてあたしも路地に入った。
あまり、立ち聞きするのはよくないと思ったけれど課長に手招きされたからついていくことにした。
「で、でも・・・」
「せっかくオンとオフを切り替えてんのにオフモードで課長なんて呼ばれると気が休まらないんだよ」
ほらっ行くぞ。あたしの手首を引っ張り立ち上がらせる課長。
そしてそのまま離すことなく、歩き始めた。どうしよう、あたし手首掴まれたままだよ。でも、離して欲しくない。
聞きたい。聞きたい、今なら聞けるかな。
「あの・・・一つ聞いてもいいですか?」
「ん?あっ、悪い。ちょっと電話出てもいい?」
今しかないと出した勇気は携帯にかき消された。立ち止まり邪魔にならないように移動した課長に着いてあたしも路地に入った。
あまり、立ち聞きするのはよくないと思ったけれど課長に手招きされたからついていくことにした。