「これは課長命令だ。本当、これ以上一緒にいるとやばいな。俺が十秒数える間にここを出て行けるか?でなきゃ次は本当に踏み込むよ」
課長モードなのに、なんだかオフモードにも思えて同じ人なのに二倍ドキドキさせられる。掴まれた腕をパッと離されてカウントダウンが始まった。
もし、私がそのカウントダウンでここから出て行かなければ?踏み込むってことは・・・
ハッとその言葉の意味に気がついた私に、課長が向ける少し意地悪い笑み。いやいやダメ、ダメ。絶対にダメ。
急いで背を向けて第二資料室を出て行こうとドアに手を掛ける。
「美晴、お前が思ってる以上に俺は、お前のことが好きなんだよ」
最大級の爆弾を落とされた私は、何とか体制を整えてミスだけは免れたものの頭の中は沸騰寸前だった。本当にもう心臓に悪いことばかりしないでください課長。
我に返って頬にキスされたことも思い出し、一日中ほっぺたを触りまくってたなんてそんな高校生みたいなこと絶対に言えない。
課長モードなのに、なんだかオフモードにも思えて同じ人なのに二倍ドキドキさせられる。掴まれた腕をパッと離されてカウントダウンが始まった。
もし、私がそのカウントダウンでここから出て行かなければ?踏み込むってことは・・・
ハッとその言葉の意味に気がついた私に、課長が向ける少し意地悪い笑み。いやいやダメ、ダメ。絶対にダメ。
急いで背を向けて第二資料室を出て行こうとドアに手を掛ける。
「美晴、お前が思ってる以上に俺は、お前のことが好きなんだよ」
最大級の爆弾を落とされた私は、何とか体制を整えてミスだけは免れたものの頭の中は沸騰寸前だった。本当にもう心臓に悪いことばかりしないでください課長。
我に返って頬にキスされたことも思い出し、一日中ほっぺたを触りまくってたなんてそんな高校生みたいなこと絶対に言えない。