ここにしようかと二人で入ったお店はイタリアンのお店。パスタも食べたい、ピザも食べたい。オススメのライスコロッケも食べたい。そんな気持ちが顔に出ていたのだろうか。課長が二人でシェアするかと言ってくれたので、食べたいものを全部、注文した。
そして、私は料理が来るまでの間に自分を知ってもらいたいと課長に向かってプロフィールを伝えた。当然、突然のことで動揺している課長。
「私、課長のこと少しは分かったと思います。だから今度は課長に私のことを知ってもらおうと思ったんです!」
「だから自己紹介?佐伯って面白いな。そんな天然っぽいとこがあるなんて新発見かも」
オフモードの課長がクスクスと笑ってる。天然っぽいところ?それはそっくりそのままお返ししたい。
私なんかより課長のほうがずっとずっと天然っぽいのに。口をぷーっとフグみたいに膨らませていると課長の人差し指がそれを指した。「拗ねるなよ」って言いながらもまだ笑ってるし。
「ごめんごめん。唐突だったから面白かったんだよ。ほらっピザ来たし、機嫌直して」
なんだかうまく交わされた気がするけれど目の前に窯で焼かれた焼きたてのビザが置かれてしまったらもう怒ってるよりは食べたい。
すっかりご機嫌が直ってピザを食べる。パスタやライスコロッケも運ばれてきて夢中で食べるあたしを微笑ましそうに課長が見ていたことなんて全く気がつかなかった。
そして、私は料理が来るまでの間に自分を知ってもらいたいと課長に向かってプロフィールを伝えた。当然、突然のことで動揺している課長。
「私、課長のこと少しは分かったと思います。だから今度は課長に私のことを知ってもらおうと思ったんです!」
「だから自己紹介?佐伯って面白いな。そんな天然っぽいとこがあるなんて新発見かも」
オフモードの課長がクスクスと笑ってる。天然っぽいところ?それはそっくりそのままお返ししたい。
私なんかより課長のほうがずっとずっと天然っぽいのに。口をぷーっとフグみたいに膨らませていると課長の人差し指がそれを指した。「拗ねるなよ」って言いながらもまだ笑ってるし。
「ごめんごめん。唐突だったから面白かったんだよ。ほらっピザ来たし、機嫌直して」
なんだかうまく交わされた気がするけれど目の前に窯で焼かれた焼きたてのビザが置かれてしまったらもう怒ってるよりは食べたい。
すっかりご機嫌が直ってピザを食べる。パスタやライスコロッケも運ばれてきて夢中で食べるあたしを微笑ましそうに課長が見ていたことなんて全く気がつかなかった。