コンコン

「聖?俺だけど…話がしたい」

うそ…修也だ…

話したいことってきっと、さっきのことだ


「私は…話すことなんて無いよ 帰って…」

「じゃあここからでいい なんで、別れたいなんて言ったんだ?
理由が聞きたい このまま何も知らずに別れるなんて嫌なんだ」

「だから、何も聞かないでよ


私は…話す、こと……な、い…から…」

その瞬間、ドアが開いた

「聖…泣いてんだろ なんで泣くんだよ」

「目にごみ…入っ、た…だけ」

「嘘つくなよ‼︎お前なんか隠してることあるだろ⁉︎俺に話してくれよ…」

「ぅ…ふぇ…うわぁぁぁぁあん‼︎」