花畑はとても広くて、全て回って見ていたら夕方になってしまった

「全部見たし、そろそろ帰ろっか」

「あ、ちょっと待って」

そう言って私を誰もいないひまわり畑に連れてきた

「え?ここに何かあるの?」

しかし、修也は全く答えになってない返事をした

「俺たちってさ、もう高校生だよな」

「うん」

「18歳になるんだよな」

「う、うん」

何が言いたいんだろう

「だからさ、俺と………結婚してください」

……え………

「卒業してからでいい
社会人になってからでいいから、俺と結婚してほしいんだ
…ダメ、か?」