すると、後ろの方でドアを開ける音が

誰か来たのかな

ゆっくりと後ろを見ると、とても顔がきれいな、男の子がいた

「あれ?先客じゃん」

「あ…すみません…」

「あぁ いーよ
君いつもこんな早いの?」

「いえ、今日は早く来ちゃっただけで、
いつもはもう少し遅いんです」

「ふーん…どうりでいつもこの時間に見ない顔だ」

ということは…この人はいつも早いのかな

「じゃあ、私は行くので」

「そ?もう少しいてもいいけど」

「いえ、大丈夫です」

こんなかっこいい人とこれ以上一緒にいたら、心臓が持たないよ

「そっか!じゃあね」

「は、はい さよなら」