話の流れで店の閉店時間まで待ってもらえるか聞いたらあいつはすんなりオーケーした。
絶対帰ると思ったのにな。
そのあと何度か様子を見に通るとワインを追加して時間稼ぎしてる様子が伺えた。
素直に可愛いと思った。
閉店時間になると彼女はいなくなっていた。
帰ってしまったのかと不安になって外へ行ったら変な男に腕を引っ張られている彼女がいた。
その時の顔がたまんなくゾクゾクした。
助けてやりたいと思った。
気づいたら彼女が俺の腕の中にいて。
その時の彼女の笑顔が今でも忘れられない。
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