私は素早く身支度をして待ち合わせ場所に向かった。

彼は相変わらずかっこ良くて。

「早いね。」

「女の子待たせるわけにはいかないからね。じゃあ行こっか。」

そう言って街を歩いていると私はふと思った。

そういえばお互い名前で呼んでない…