湖のてっぺんにあった満月が少し西に傾き始めたころ少年はおもむろに右手に持っていたフルートを吹き始めました。
そのフルートの音色は湖に反射している月の光のようなキラキラしている、そんな音だったのです。
そして少年は演奏を終わりにしました。
ひかりは思わず大きな拍手をしてしまいました。
(パチパチパチ)
「貴方、とってもフルート吹くの上手ね!!」
「私、お世辞は言わないから本当の本当なんだから!!!!」
ひかりはめい一杯の笑顔で少年に話しかけました。
すると少年は顔を赤らんで恥ずかしそうに
「人にこんなに誉められたの初めてだ!ありがと!!」
でも次の瞬間、少年は不思議な事を言い始めました。
「でも、君だってフルート上手じゃないか!」
「一緒に吹こうよ、ね!!」
私はきっと緊張していたせいで少年の言っていた不思議な事を不思議に思わなかったのです。だって、もうドキドキでずっと心臓が破裂しそうだったのですから・・・・。
「わかった!!持ってくるから待ってて!」
少年はひかりを見つめ黙ってうなずいた。そしてひかりはおう急ぎで家に向かって走った。
そのフルートの音色は湖に反射している月の光のようなキラキラしている、そんな音だったのです。
そして少年は演奏を終わりにしました。
ひかりは思わず大きな拍手をしてしまいました。
(パチパチパチ)
「貴方、とってもフルート吹くの上手ね!!」
「私、お世辞は言わないから本当の本当なんだから!!!!」
ひかりはめい一杯の笑顔で少年に話しかけました。
すると少年は顔を赤らんで恥ずかしそうに
「人にこんなに誉められたの初めてだ!ありがと!!」
でも次の瞬間、少年は不思議な事を言い始めました。
「でも、君だってフルート上手じゃないか!」
「一緒に吹こうよ、ね!!」
私はきっと緊張していたせいで少年の言っていた不思議な事を不思議に思わなかったのです。だって、もうドキドキでずっと心臓が破裂しそうだったのですから・・・・。
「わかった!!持ってくるから待ってて!」
少年はひかりを見つめ黙ってうなずいた。そしてひかりはおう急ぎで家に向かって走った。