私は泣きながら家に帰ってきました、部屋には彼との思い出がたくさん詰まっています。

「初めて私に告白してくれたの覚えてる?」

私はコルクボードに貼ってある私と彼が写っている写真を丁寧に外してゴミ箱に捨てました。

涙がどっと溢れてきた・・・

「私がどうして嫌いになったの、昨日まで普通に私の部屋に来てお話したじゃない・・・どう・・して・よぉ」

立ちながら悲しみで涙が止まりません、

自然に体が重くなり制服のままベットに横になりました。




窓から差し込んで来るオレンジ色の夕焼けの色はデートの最後に彼が好きだった河原の土手で手を繋いで見た最後の夕焼けの色に似ていた・・・。

「もう泣き疲れたよぉ・・」





「寝ちゃお・・・」