「気持ち悪いわけ無いじゃない。」
「貴方は失恋して落ち込んでいた私を励ましてくれて・・・、元気づけてくれたんですもの・・・」





「・・・・大好きよ・・・・」

いつの間にか黒猫の瞳からも涙が流れていた。

「ありがと・・・・・ありがとひかりぃ・・・・・」
「おいら、ずっとひかりが好きだったんだ、ずっと外からひかりの事だけを見てたんだ、だから励ましたくて・・・・」



ひかりが涙をぬぐってにっこり笑って言った。


東の空は薄明るくなっていた。

「アハハッもう朝になっちゃうよぉ」




「お家に帰ろ」







「おう!」