数分後

「夕輝!どうしたんだ!?傷だらけの奴連れてきたって・・・・え?」

「夕輝!海巳連れてきたよ・・・・って・・・・嘘」

二人は横たわる二人を見て驚いていた。

「「海莉・・・・龍・・・・」」

「・・・・とにかく!二人の治療する!ほら!準備しろ!」

俺は二人に話し掛ける。

「・・・・状態は?」

「結構最悪。多分、陰とかが通る道を通って来たんだと思う。陰の空気がまとわりついてる。後、軽く憑かれてる。吸い過ぎだ。吐き出させないと・・・・俺、今、薬を調合してるからちょっと離れる。なるべく進行を遅らせてくれ。出来るだろ?」

「・・・・もっちろん!」

「まかしとけ!」

俺は調合室に向かった。