「野々内ー、なんだその言葉はー!最近やっと大人しくなったと思ったら、、」
先生は私のほうを見ながら不快な顔から呆れたような顔になって言った。
「せーんせいー、これから運命の王子様に会いに行くんだから早く終わらせてー」
あ、やばい、、言い過ぎた、かも。
けれど、すでに遅い。
「野々内、お前は意味の分からないことをよく言うな、、だから資料室の片付けしておくように」
いやいや、意味の分からないこと言ってるのはあなたでしょ。
なんで、資料室の片付けが今出てくるのさ、、
分かったなと言ってにんまりと笑顔を見せる先生。
でもそんなの気にしない。
私は急いでお弁当箱を手にして、やーだよーと言って教室を飛び出した。