「ねえねえ翔、俺のセフレにならない?」 「は……?」 んっと、ちょっと待ってね。 どうして急にそうなるんだろう…? 寝起きの頭には、少し理解が難しい。 「いやか?」 歩が聞く。 歩はズルい。 私が、歩との関わりが欲しいのを知っていて、わざとそうやって聞くんだ。