「きゃっ?」


「え」


誰かとぶつかった気配。

同時に、


ドスッ―


「いったぁぁぁいっ」


あたしの足に激痛が走った。





「悪い。住人が来るって聞いてなくて」


落ちてきたのは、ダンベル。


「ううん。平気」


ダイニングで氷を受け取り、荷物に目をやった。