「……ん~…」


静まり返った夜中。


「あ・や」


パチ。


「彩」


「っきゃ……!!」


「おっと。静かに」


目の前に、天使の微笑み。

どうやって入ったんだろう。


「んんーっ」


「ああ、手?」


コクリとうなずいたあたし。

クスっと笑ったハル。