「ちょっと、おトイレ行ってきまーす」


「お前、酔いすぎ」


「ふぇ…」


スグルの部屋を出た、ところまではしっかり覚えてる。

そこからのあたしは別人格となったらしい。


カチャ―


「……ん…」


「ねえ」


眠る達也の隣に寄り添う。


「うわあっ!!」


「ちゅう、しよっか」


「は、葉月?酔ってんのか?」


「んー?えへへ」