「2号~!!sorry!!チガウ、ゴカイ。デンキュウのせいッ」


帰るなり、シンディが必死に訴えてきて。

あたしはそのギャップに思わず笑ってしまった。


「うん、聞いた。ごめんね飛び出して…逆に心配かけて」


「don´tworry…イイノ。オカエリ2号」


そう言って抱きしめてくれたシンディ。

電球の交換を手伝ったユウキが、イスから落ちたというベタな事故だったのに。

あたしってバカだ。


「はい、はい。シンディとの仲直りはそんくらいにしてやな。あとは若い2人で」


みっちゃんは笑って、あたしとユウキを2階へ押し込んだ。

どこのオッサンだ。


「気が利くなあ、みっちゃん♪」


ユウキは嬉しそうにあたしの部屋のドアを閉める。


「まっ…」