耳元で聞き覚えのある声が……。





「たっ、介!?」






「しっ。静かにしろよ。
一応、王子様キャラで通ってんだからよ」






そこで介は私を一睨みし、こう言い放った。






「お前のせいで俺の本性バレたら、どー責任とってくれんの?」






「え…いや~あの……」






すっごく怖いです。





お化けとか、宇宙人とか、鬼とかより、
今ここにいる三舟介が怖いです!





介はさらにニヤっとしてからこう言いました。







「…もしそんなことになったら……お前の全部、食べるから」